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日本橋上空に青空を!!  ~首都高速道路地下化工事 八重洲トンネル視察~

  • 事務局
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:5月20日

 5月15日、中央区議会自由民主党議員団は、日本橋川上空の首都高速道路の地下化工事が進められている首都高速道路八重洲トンネルを視察しました。

この計画は、都心環状線の神田橋ジャンクションから江戸橋ジャンクションまでの約1.8kmのうち、約1.1kmを地下化し、現在の地上部分を撤去する工事です。1日10万台が通行する都心環境線が新たなルートに切り替えられるのは約10年後となり、2040年には地上部分の撤去が完了する予定です。今回の視察は、本年4月5日に長期通行止めになった八重洲トンネルの今後の工事概要を首都高速道路株式会社の方から説明していただきました。

 この工事は、常盤橋公園内にある国の登録文化財「江戸時代の城門跡」・「常盤橋門跡」や日本橋川の下を掘り進めることとなります。常盤橋公園の区間では文化財の石垣や橋台を支える杭を保持しながら工事を進める必要があり、日本橋川の下を通る区間では川底の補強をしながら進めなければなりません。また、このトンネルの軌道には、半蔵門線・銀座線・浅草線があり、それらを避けて掘り進めていくこととなります。こうした課題を抱え、安全に工事を進めるために工法についてもハーモニカ工法・アンダーピニング工法・鉄樋(てっぴ)工法などあらゆる技法を駆使して進められており、全国的にも稀な難工事を最新の技術を駆使して進めています。

我々も円滑な工事の進捗を見守っていくとともに、まちづくり・防災の視点から、この路線につながる老朽化が著しい昭和通り上空の首都高速道路1号上野線の撤去についても、引き続き訴えてまいります。



本区では、「首都高速道路地下化等都市基盤整備基金」を設置し、このようなまちの変化を踏まえ重要な都市基盤整備に必要な資金を積み立てています。私たち、中央区議会自由民主党議員団は、この基金の活用にも注視をしつつ、変化するまちの様子に対する地域からのご意見・ご要望を伺い、本区の魅力ある都市基盤整備に全力で取り組んでまいります。

 

中央区議会自由民主党議員団

幹事長 海老原 崇智

令和7年(2025年)5月19日



首都高速道路日本橋区間地下化工事事業ホームページ



 
 
 

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